ゲリラ旅

個人の感想です

爆食イタリア旅⑯【完】

ゲリラです。

イタリア編終わりです。年内にやり残していたことを、ギリギリ終えられました。

***

爆食編

長い15時間のフライトの間、写真を見返した。

写真はいいよなぁ、思い出を呼び戻してくれる。

 

そんな写真の中でも特段目を引くのは、食べ物の写真。

最後はこのブログのテーマらしく、爆食の振り返りをしていこう。

今回現地に滞在したのは8日間、その間には

・ボロネーズ €18

・イカ墨パスタ €16

・カルボナーラ €10

・アマトリチャーナ €13

・カチョ・エ・ぺぺ €8

・カルボナーラ €13

・トリュフ風味パスタ €7.5

7回パスタを食べた。だいたい一日一食は食べていたらしい。

目標だった三大パスタ制覇を成し遂げ、パスタに関しては口が肥えた自信がある。

せっかくなので、独断と偏見によるランキングづけを行おう。

 

第3位

カルボナーラ

王道、カルボナーラ(2回目)がランクイン。

ベーコンの揚げ具合が絶妙に良かった。

今回は普通の店で食べたが、カルボナーラに特化した店もあったので、そっちでも食べたかったな。

 

第2位

カチョ・エ・ぺぺ

名前も聞いたことがなかったカチョ・エ・ぺぺが、大穴を突いて2位入賞。

格安€8なのに、濃厚なチーズが麺に絡まっていて高クオリティだった。三大パスタに含まれているのも納得。

あまりにもチーズが濃過ぎて、食べ終わったのに胃もたれしたのが減点。

 

第1位

イカ墨パスタ

ベネチアで食べたイカ墨パスタが堂々の第1位。

ベネチアならではの新鮮さが大きな加点になった。

18歳だが飲んだ、合法ワインとの相性も抜群。

食べた後は唇が黒くなったのは、デートだったら減点かもしれないが、私にとっては関係ない。むしろ、そこが良いまである。

 

以上、個人の感想によるパスタレポート。全然参考にならねぇな、これ。

 

総括

今回の旅で得たもの。

 

それは、新しい自分を発見……ではない。

そもそも、大学生がやりがちな「自分探しの旅」に出たわけではない。ちょっと旅行しただけで見つかる自分なんか無いし、過去を捨てて生まれ変わる事はできない。

 

今回で増えたものとして、まず体重が挙げられる。

そりゃあ毎日パスタを食べて、朝はホテルのクロワッサンを食べまくっていたら当然だろう。

 

今回の成果はそれだけじゃない。

得たものは、その場に行かなければ経験できなかった出来事だ。

景色や観光地を見ることにも価値があるが、それらはスマホの画面の中でも見られる。

イタリアのベストショット

一方で、詐欺師に追いかけられたり、法外な手数料をぶん取られたりするできごとは、日本にいれば、まず起こらないことだ。

こうした経験を体験できるのが旅の醍醐味だと感じた。

 

爆食イタリア旅 完

 

次回 新章:潜入編

爆食ゲリラ旅⑮【ローマ03:映画ロケ地巡り編】

ゲリラです。

やっと終われます。

***

聖地編

最終日の朝にまず向かったのはコロッセオ。

最後にふさわしい青空が広がっている。

 

駅から出てすぐに、コロッセオは目に入った。なるほど凄い。

コロッセオ

だが、私にとってここへ来た一番の理由はただのコロッセオ観光ではない。

ここの近くで「ミッション・インポッシブル」が撮影されたロケ地があるのだ。

ミッション・インポッシブル

コロッセオの中に入場できる時間まで、ロケ地へ向かった。

 

着いた聖地がこちら。

上が自分で撮った写真。

下は、ヘイリー・アトウェル演じるグレースが、警察署から逃げ出したシーンだ。

実際の警察署が使われたらしい。

 

いやー、いいね、すんごく良い。オタク心が刺激される。

 

バシャバシャ写真を撮りまくっていたが……一つ残念なことがある。

聖地が工事中だったのだ。おかげで聖地に金網と工事のおじさんが写ってしまう。

 

さらに、普通の人からしたら、ただの建物だというのに写真を撮りまくっているせいで、工事のおじさんにジロジロ見られている。

くそ……再現映像も撮ろうと思っていたのに……

 

さすがに再現は断念した。通報されたら警察署の前なので即アウト。トム・クルーズばりに、ローマの街をカーチェイスする羽目になるところだった。

 

気を取り直してコロッセオ内部に入場。

 

昔はここで格闘が繰り広げられてたんだろうなーと思いながら辺りを見回して退場した。

警察署の方が私的には興奮したが、まあ良し。

 

ブラピ編

途中でパスタを挟みつつ、この旅最後に訪れた観光地はパンテオン。

このパンテオンに来たのも、とあるロケ地であるからである。

 

「オーシャンズ12」20年以上前の映画なので知る人は少ないかもしれないが、ジョージ・クルーニーやブラッド・ピット、マット・デイモンなどが出演している名作だ。

 

そして、ここパンテオンはブラッド・ピットが警察に追われて疾走しているシーンで出てくる。

なので、私もこの広場を走ってみることにしました。

映画では、ブラピはこの女性と出逢いますが、残念ながら私にはブラピのようなカッコよさはないので特に何も起きませんよ。当然ながら。

 

 

行きたい所を全て制覇し、この旅は終了した。

終了……といえど、ローマから日本へは相変わらず合計15時間のフライト。

行きでは全く疲れを感じなかったが、帰りは長い長い15時間だった。本当にオケツが死ぬ。気分の問題だろう。

次回 まとめ

爆食イタリア旅⑭【ローマ02:バチカン編】

ゲリラです。

クリスマスですね。私には関係ありません。

やっと記事の終わりが見えました。

***

バチカン編

バチカン、聞いたことはあるだろう。

なにで有名かというと「バカチン」で有名。

 

——うそである。

 

バチカンは世界最小の国として有名だ。

中学校の時に地図帳でバチカンを見つけて「バカチン、バカチン」と騒いでいたのは私だけでしょうか?今でも騒いでるけどね。少年の心は忘れちゃならんよ。

 

そんなバカチンことバチカンは、ローマのど真ん中に位置する国。

サイズはディズニーランドよりちょっと小さいくらい。

わかりやすく言えば、独立国ディズニーみたいな感じだ。ディズニーは城もあるしね。

 

イタリアからバチカンは他国への入国ではあるが、とくに何もせずに入れた。

サン・ピエトロ大聖堂

サン・ピエトロ大聖堂

バチカンへ入ってすぐ目に入るのが、サン・ピエトロ大聖堂。

 

ほかにも、バチカンには美術館や礼拝堂があるが予約が取れなかったので断念。

ローマは回るところが多いわりに時間がない。先を急ごう。

 

ファストフード編

先を急ぐといっても、腹が減っては何もできない。

チャチャっと食べられるところを歩きながら探していると、道端でパスタをすすっている集団を見つけた。

 

覗いてみると、6種類のパスタをテイクアウトで食べられる店らしい。パスタのファストフードとは、いかにもイタリアらしいな。

 

選んだのはカチョ・エペペ。

今回の旅の目標

・カルボナーラ

・カチョ・エ・ペペ

・アマトリチャーナ

・イカ墨パスタ

この4つを食べるのが目標。

現在、カチョ・エ・ペペを除いた3つのパスタは制覇済み。

というわけで、一番未知数で、名前から味が想像できないカチョ・エ・ぺペを選択した。

カチョエペペってこうと思う。

 

注文すると、フードコートで見かける呼び出しアラームを渡された。これって世界共通なのか……

 

しばらく待つと、ピーピーとアラームが騒ぎ出す。

アラームと引き換えにカチョ・エ・ペペを受け取った。

カチョ・エペペ

見た目はシンプル。ソースとコショウしか見当たらない。

しかし、見た目に反して匂いは濃厚だ。チーズの匂いがブンブン香ってくる。

一口食べると、チーズが口いっぱいに充満した。うまい、うますぎる。

 

ぺろっと完食。ふぅ、脂肪注入完了。

 

トレビア編

昔、トレビアの泉という番組があった。高橋克実が出ていたと思う。

生で見たことはないが、しょっちゅうYoutubeで切り抜きされているのを見かける。

 

そんなトレビアの泉の名前の由来になった(多分)のが、トレビの泉。

トレビの泉

綺麗な水がジャバジャバ流れ出ている。

列に並んで敷地内に入った。

 

泉のそばでは、多くの人が泉に背を向けて、コインを投げ入れている。

 

お賽銭みたいなものだろうか?

気になったので、その場で調べてみた。

泉に背を向けて右手にコインを持ち、左肩越しにコインを投げ入れると願いが叶うと言う伝説。

コイン1枚ならローマに戻って来れる

2枚なら恋愛成就

3枚なら結婚

らしい。

 

私に関係があるのは1枚の「ローマに戻って来れる」だが、やらなかった。

このお賽銭や占い、おみくじ系は、1人でやってもでなんの面白みもない。

こういうのは、カップルや友達同士でやるアトラクション性の強いやつである。

 

繰り返し言うが、1人でやるもんじゃない。

 

ティラミス編

翌日は、観光をした後に飛行機に乗って日本に帰る。つまり、イタリアで過ごす最後の夜がやってきた。

気づけば、イタリアに来てから9日が経っていた。ここまでの思い出を走馬灯のように思い出し、遠い目になる。

 

「明日が終わったら、もう日本に帰国する」

この感覚と憂鬱さは、日曜日の夜や夏休みの最終日と同じ気分だ。

はぁ、帰りたくない……

 

夕食に頼んだのは、この度2度目のカルボナーラ。

しっかりとこのブログのテーマの「爆食」を全うしている。

カルボナーラ

ローマではティラミスも有名だ。オサレな女性陣はデザート大好きだろう、多分。

 

一方の私は日本ではデザートは絶対に食べない。なんなら、ティラミスは食べたことがない。チョコとティラミスって何が違うの?

 

それでも、最後の夜だという感情に流され、いつの間にか注文していた。

ティラミス

流石は本場の味。

甘すぎなくて美味しかった。まあ、本場と言っても日本の味を知らないんだけどね。

 

おそらく、今後も日本で食べることはないだろうが、もし食べる機会があればこの味を思い出す気がする。

次回 映画編

爆食イタリア旅⑬【ローマ01:休日編】

ゲリラです。

今回は、完全に趣味な話です。

***

休日編

ローマと言われてあなたは何を思い浮かべますか?

私は即答でローマの休日。それ以外思いつかない。

アン王女(オードリー・ヘプバーン)

あらすじ

王位継承者のアン王女は、親善旅行で訪れたローマで多忙な公務に疲れ切っていた。
鎮静剤を打たれた夜、衝動的に街へ抜け出した彼女は、薬の影響で眠り込んでしまう。
偶然通りかかったアメリカ人記者ジョーは、彼女が王女とは知らぬまま助け、二人はローマで特別な一日を過ごすことになる。

 

この美貌を見れる映画を見たことない人はもったいない。

何度も見たことはあるが、イタリアに行く前にアマプラで見直しておいたので、予習はバッチリ。

せっかくなので、映画に出てきた場所を巡ることにした。

聖地巡礼である。

 

真実の口

まず朝一で向かったのは真実の口。

嘘つきが手を入れると噛みちぎられる、という有名な言い伝えを持っているあの口だ。

私は確実に噛みちぎられるだろうな……

 

そう思いながら、列に並んだのだが、順番が進むのは異様に早い。

 

オードリー・ヘプバーンとグレゴリー・ペックみたく、真実の口のまえでイチャつこうと並んでいた。一人で。

イチャつく2人

少しして私の順番が来た。

ほう、これが真実の口か……映画を思い出しながら、じっくりと観察したいな。

真実の口

係員の人にスマホを差し出すように指示され、渡した瞬間に……

私と口のツーショットが、すんごい速さでバシャバシャ量産された。

ぼっちに優しいシステムだな……

 

しかし、撮影が終わるとスマホを返され、サッサと避けろと言わんばかりに退場を促される。

 

口の前でイチャつくどころか、ゆっくりと真実の口を観察する時間すら与えられないらしい。

シュシュ女かよ。

 

ちなみに手を入れてみたのだが、何も起きなかった。

ふぅ、危ねぇ……手が血で染まるところだったぜ。

 

サンタンジェロ城

桟橋でパーティーをするシーンに出てきたサンタンジェロ城。

今度はこれに登っていく。

ここ最近は、高層建造物に登ってばっかりだな……

夜のサンタンジェロ城

9月とはいえ気温も高く日差しも強い。ぜいぜい息を切らしながら城を登っていく。

城攻めは久々だな……

城の上からの景色

奥に見えるドーム型のやつは、バチカンの有名建造物、サン・ピエトロ大聖堂。

イタリアには「サン〇〇」が多すぎて、どうにも覚えられない。

 

スペイン広場

次に向かったのは、アイスを食べていた所で有名なスペイン階段。

いざ行ってみると、想像以上に映画のままだ。

スペイン階段

ローマの休日は日本で1954年に公開。70年以上前の映像だから、景色が変わっていても不思議はない。

それなのに、ほとんど何も変わっていない。

いや、日本にだって変わらない景色はあるけどね。そういうんじゃないのよ、分かる?

 

残念ながら、アイスを食べているアン女王はいなかった。なんなら、階段で食べ物を食べている人すらいない。

調べてみると、スペイン階段での飲食は違法らしい。残念……

 

階段の上からの景色も圧巻だった。

階段の上からの景色

ところでなんでスペインって名前が入ってるの?

次回 バチカン編

爆食イタリア旅⑫【フィレンツェ05:再登頂編】

ゲリラです。

そろそろ話も終盤です。今回めっちゃ短編です。

***

朝の運動編

前日に463段登って体がバキバキな翌朝、今度は414段登ることになった。

今度はこの四角いやつに登ってもらいます

ジョットの鐘楼。

漢字で書くとそうだが、読みは「ジョットのカンパニーレ」らしい。

コナンの映画タイトルっぽいが、チャッピーが言ってたから多分合っている。多分。

 

今日も今日とて階段を登る。朝の運動だ。

バキバキの足を叩きながら、また頂上へ。そこには、フィレンツェの朝があった。

朝のフィレンツェ

「おはよう、フィレンツェの皆さん!」

youtube.com

ジョットの上からは、昨日登ったドゥオモがよく見える。朝の空気が気持ちいい。

一面に金網が張られているものの、時間制限がないので焦らずゆっくり景色を眺められる。

 

ドゥオモと街を一緒に見ることができる点、そこにおいてはジョットの方が良い。

 

次回 休日編

爆食イタリア旅⑪【フィレンツェ04:ドゥオモ絶景編】

ゲリラです。

前回動画を貼り付けたら、1日で1500回再生もされて海外の方から「お前歌の才能あるな」とコメントが来ました。

まずい……

違いますよ、あれは私が歌ったやつじゃないんですよ。

ブログよりも人が歌った動画の方が見られるんですね、なんという皮肉。

限定公開にしなかったせいですね。すみません。

***

463段編

フィレンツェに到着してから何度も見ているドゥオモ。

あなたには、今からこれに登っていただきます。

デスゲームっぽく言ってみた。言ってみたかっただけ。

ここの上に登ってもらいます

5000円ほど払って予約したチケットを入り口で見せて、中へ入った。

スカイツリーのようにエレベーターで一瞬……なわきゃない。階段を登っていく。

 

その段数は463段。いわれてもピンとこないが、ビル換算だと20〜25階相当らしい。

しかも、整備された階段じゃない。

狭い階段

上へ登るたびに、階段の幅は狭くなっていく。

人一人が通るので精一杯な螺旋階段を、永遠とぐるぐる回る。ほとんど山登り。

 

前を歩く人を追い越すことができないので、1番上へ着くまでに30分ほどかかった。

ひぇー、疲れたー。狭さのせいで、段数以上に疲れた気がする……

しかし、頂上から見えるフィレンツェの街並みを見た瞬間、疲れは吹っ飛んだ。

フィレンツェの絶景

ちょうど差し込む夕日に照らされた世界遺産の光景は、息を呑むと言う表現がふさわしいと感じる。

日曜18時からのTBSで、鈴木亮平がナレーションをしていても違和感のない映像が撮れた。

 

上からものを見るのは、本当に気分がいい。それは景色だけではなく、人間関係もそうだよな。

一応、あれを言っておこうか。

ハハッ、人がゴミのようだ!

 

夕陽が沈むまで頂上に留まって、感情に浸って詩でも書こうと思っていたところで、係員のひとに「ターイム」と叫ばれた。

どうやら時間指定があるらしい。

もっとゆっくり見させてくれてもいいじゃないの。

 

帰りも相変わらず狭い階段を降りていく。

足腰の弱い人には少し厳しい所がイタリアには多い気がする。

 

地上へ降りた頃には、辺りは暗くなり始めていた。

お腹も空いてきたので適当に店に入る。

イタリアに来て4個目のパスタはポモドーロ。

13€のポモドーロ

イタリアで食べるパスタにはハズレがない。ついでにマルゲリータも。

9€のマルゲリータ

ポモドーロとマルゲリータは味が似ていたが、どっちも美味しいから良し。

 

ところで、イタリアに来てから、パン、パスタ、ピザを周回しているわけだが、毎朝顔を見るたびに感じていることがある。

ニキビが増えているのだ。

 

思えば、健康に良さそうなものの一つも食べていなかった。

安ホテルの朝食じゃ、サラダは出ないしね。

 

顔に肉が付いた気もするが、見ていないことにしよう。帰ってからの体重計が楽しみである。

デモ編

たらふく食べてホテルへ帰っている途中、遠くから太鼓の音が聞こえた。

時刻は23時になろうとしているが、随分と賑やかそうだ。

こんな時間に祭りか?と気になり、様子を見にいくと、大量の人が旗を掲げて行進していた。

デモに潜入

行進と言っても楽しそうなやつじゃない。

文字で説明しても伝わらないので、その様子がこちら。

行進してる人たちは旗を持っているが、どうやらパレスチナの旗らしい。

聞けば、パレスチナの名前を連呼しているじゃないか。

何を言っているかは分からないが、パレスチナに関してのデモなのは分かる。

 

でも、デモってこんな適当な感じでいいのだろうか。

動画を見ていれば、特に理由も分からずに参加している人が多いように見える。

盛り上がっているので私も参加しても良かったが、事件に

巻き込まれても嫌なので離れて見るだけにとどめた。

次回 また登頂編

爆食イタリア旅⑩【フィレンツェ03:ワールドカップ編】

ゲリラです。

旅の山場を前回越えたので、あとは消化試合です。

***

ワールドカップ編

踏み絵詐欺師に追われた翌朝、とある場所へ向かった。

サッカーミュージアム。
イタリアサッカーの歴史が詰まってあると説明にあったので、バスを乗り継いでフィレンツェの僻地まできた。

誰もいないサッカーミュージアム

 

入口らしき場所へ来たが……どうにも他の人がいない。

 

「本当にやってんの?休み?」
恐る恐る中へ入ると、チケット売り場には従業員がいた。営業中らしい。


入場料の9ユーロを払ってミュージアム内に入ると、ボールやユニフォームの展示が目に入った。
ちなみに、他の客はいない。開店閉業感がすごい。

 

1933年に使われたらしいボールや、有名選手がワールドカップで着用したユニフォームを
「ほーん」とか「ふーん」とか言いながらサクサク進んでいく。

知ったような雰囲気で展示の前に立ち止まっているが、貸し切りだし、監視カメラで見られているんだろうなと思ったので玄人のフリをしているだけ。

特別テンションは上がっていない。私はミーハーである。

 

進んでいくと、トロフィーが並ぶ部屋に着いた。

今でこそあれだが、イタリアはサッカー強豪国。獲得してきたトロフィーの数も少なくない。

相変わらず「ほーん」と眺めていると、金色に輝くトロフィーが現れた。

ご存じ、ワールドカップトロフィー。

ワールドカップトロフィー

日本では、今後も目にすることができるか分からない代物2つも飾ってあった。僻地に。

貸し切りなので、周りを気にせずにバシャバシャ写真を撮る。ミーハーなので。

 

トロフィーを過ぎて、最後の展示に続く階段を登っていく。
どうやらEURO2020、欧州一を決める大会で2020年に優勝したイタリアを祝す展示らしい。

もしかして、トロフィーも見られる?
ユーロの曲もかかっているので気分も最高潮。

EURO2020イタリア代表

螺旋階段をぐるぐる回った先にあったのは……


空の透明ケースと説明書きの紙。

EURO2020トロフィーがあるはずの場所

紙にかかれていたのは「ユーロ2020トロフィーはローマで展示中」

以上で展示は終了。なんでだよ。

 

わざわざバスを乗り継いで、9ユーロの入場料を払って見る価値があったのか……絶妙なラインだった。

熱唱編

バスに乗ってドゥオモへと戻ってきた。

人だかりができている所を見つけ、その輪に加わると、聞いた事のあるメロディーとおじさんの歌声が聞こえてきた。

 

日本でなら、私は路上ライブの類に一切関心を持たない。
てか、路上で歌ってる人たちってなんなのだろうか。求愛行動の一種にしか見えない。あまりにも本能に忠実すぎる。ユー、動物?
同じ系統だと、とんでもない髪色にしている輩がいる。なにそれ、クジャク?

 

話を戻そう。
路上ライブには興味のない私も、自然と引き寄せられていった。

「Con te partirò」
イタリアの曲。
何に使われているかと聞かれても答えられないが、なんか聞いたことのある曲。

熱唱おじさん

聞けば分かるが、絶対に歌うの難しい。
どこかのコンサートのクライマックスで歌ってそうな曲だ、多分。

それを、おじさんはジーンズにTシャツで熱唱している。辺り一帯に響き渡っているが、マイクを使っていない。

 

歌い終わると、辺りの人から拍手喝采。チップを集めて涼しげにおじさんは去っていった。

有料級の歌声を、無料で、しかもドゥオモの目の前で聴くことができた。

 

すごい、フィレンツェ。

次回 ドゥオモ463段

爆食イタリア旅⑨【フィレンツェ02:踏み絵詐欺事件編】

ゲリラです。

今回の旅1番の事件が起きます。

これを書きたくてこのシリーズを始めたようなものです。

 

***

前回までのおさらい

テイクアウトピザを買い、ホテルへ戻る途中のこと。

同行者は左手にピザ、右手で地図アプリを操作しながら歩いていた。私もそのスマホを覗いていた時に時間は起きる。

踏み絵詐欺編

「ヘイ!ヘイ!」

突然声をかけられ、振り向くと南アジア系のおっちゃんが指差しながら話しかけてきた。

踏み絵詐欺師

(このおっちゃんは今回の事件とは別人)

 

指の先にあるのは……同行者の足跡がついた絵。

つまりは……踏み絵詐欺に引っかかったのだ。

 

「オー、ソーリー!ソーリー!」

同行者は即謝り、私もとりあえず声を出す。

「サンキュー、サンキュー」

一体なにがサンキューなのかは分からないが……とりあえず感謝感謝。

 

今、私たちができる事は何か……答えは一つだった。

「……逃げよう」

そう言って、2人で小走りでその場を離れた。

 

……が、そんなことで詐欺師は引き下がるわけがない。

後ろを振り返ると、ダッシュで追いかけてくる詐欺師の姿が見えた。

 

これはまずい……

 

あっという間に追いつかれ、同行者と私はガッチリ腕を掴まれる。

詐欺師は足跡のついた絵を見せてきながら大声を出す。

「20ユーロ、20ユーロ」

20ユーロ……3600円を払えということか。

 

同行者は返答しようとする。

「ソーリー、ノーマネー!ノーマネー!」

払う気はないらしい。

 

だが、そりゃあそうだ。

ちゃんとした絵なら妥当な金額だが、詐欺師の見せてきたものは絵ではない。絵がコピーされた、ただの画用紙だ。金を支払う理由がない。

 

「भुगतान करें」

何語か分からない言語で詐欺師はなおも問い詰めてくる。

 

私も参戦する。

「すいません、結構です!」

 

英語はできないので日本語で応戦している。

「आप तस्वीर पर कदम रख चुके हैं」

「いやいや、無理です!」

 

言語が噛み合わないまま、意味不明な多国籍口論が続いた。

まあ、口論と言っても論にはなってない。なにせ話している言語が違うからな……

 

そして突然

「……」

詐欺師は黙る。

 

話にならないと悟ってくれたからか、詐欺師は来た道を引き返していった。

助かった……日本語で応戦したのが効いたのかもしれない。

 

この詐欺のことを知らなかったら、きっと私たちも問い詰められるがままに支払っていただろう。

押しに弱い日本人は、いいカモにされていそうだ。

そう思うと、この詐欺師に負けなかったのは、日本人代表としての誇りを感じる。

次回 ワールドカップ編

爆食イタリア旅⑦【ベネチア03:未成年飲酒?編】

ゲリラです。

書かないと年を越せないのですが、もうイタリア行ったの3ヶ月前の話で記憶が曖昧です。

 

***

未成年飲酒編

問題です。日本でお酒を飲めるのは何歳からでしょうか?

正解は20歳から。未成年で酒イキリしてる人には冷たい視線を向けてやりましょう。

 

では問題です。イタリアでお酒を飲めるのは何歳からでしょう?

正解は18歳から。18歳の日本人もイタリアに行けば合法的にお酒を飲めるんです。

 

そんなわけでベネチアの雰囲気にも、船にも酔っている18歳なわたくし、酒にも酔う事にしました。

繰り返し言いますが、合法。合法ですよ!

犯罪を声高らかに自慢するほど私は愚かではありません。

 

アッカデミーア橋のたもとにある料理屋で注文。

注文したのは赤ワイン、イタリア語でいうとヴィーノ・ロッソ。

お初のワイン

なるほどこれが大人の味。

そしてパスタも一品。

ドアップのイカ墨パスタ

今回のイタリア旅で制覇したい4つのパスタのうちの1つ、イカ墨パスタを注文。

日本で食べる機会がなかったので、お初にお目にかかります状態。

同行者のパスタ

ちなみに同行者は貝がのっているやつを食べていた。アクアパッツァって名前で合ってるかな?

どちらも魚介を使ったパスタを選んだが正解。海に近いから新鮮なのかもしれない。

 

歩行距離編

ここベネチア本島、バスや電車はもちろん、自転車も走っていない。

よって、移動手段は基本的に徒歩、そして水上バスしかない。

奥にあるのが水上バス

この水上バス、電動で動くし主要な場所まで運行しているし、高速なのでありがたい。

けれども、大きな問題がある。本数が少ない!混んでて乗れない!

一日券で25€(5000円弱)する。

 

「じゃあ歩けば良いじゃん、街も見れるし

そう思っていた時が私にもありました。だってわたし大学生だもの。ちょっとやそっと歩いたくらいじゃ疲れないもの。

 

結果、ベネチア一日で25キロ歩いた事に。しかもアスファルトじゃなく石畳。

ベネチアの地面は石畳

整備されている石畳でも、ちょくちょくある段差や隙間によって疲労が溜まっていく。

夜はワインも飲んで歩きたくなくなったので、水上バスを使った。

黙って最初から一日券を買うべきかも。

 

次回 世界遺産フィレンツェ編

爆食イタリア旅⑥【ベネチア02:新婚さんとゴンドラ編】

ゲリラです。

今回はぼったくられた翌日のお話です。

***

緊迫 スリの現場編

翌朝になっても1ユーロ264円への心の傷は癒えない。

もしかしたら、看板の下の方に説明書きがあったのかもしれないが、そんな事を言っても後の祭り。

今からできる事は、気を取り直してベネチア観光編をするのみ。

てなわけで戻って来ました、リアルト橋。

リアルト橋からの景色

橋から行き交う船を見ていると、時間がゆっくりと流れている気がする……

両替の件を遠い目をしてしみじみと思い出していると、近くで怒鳴り声が聞こえた。

 

「ヘイ!ヘイ!!」

なんだよ、うるせえなぁと思って声のする方向へ行くと、橋のたもとで数人が揉めているのが分かった。

私は野次馬界のディープインパクトと言われているので、即座に揉め事の様子を伺いに行く。無意識に、カメラまで回していた。ジャーナリズムである。

 

揉めている数人はイタリア語で話しているようだ。

どうやら、1人がおもむろに責められている。責められている人が、カバンから何かを取り出した。

何となく察した。スリの揉め事だ。

スリの現場 犯人は無地の水色シャツおじさん

何を言ってるかは分からないが以下は雰囲気。

周り「お前盗っただろ。荷物出せ」

声を荒げている。

おっさん「知らねえよ」

周り「荷物開けろ」

おっさん「ほいよ」

周り「やっぱり盗ってるじゃねえか。他にもやってるんだろ?全部だせ」

おっさん「ほいよ」

(中略)

おっさん「グラッツェ、グラッツェ(どうも、どうも)」

おっさんは結局許してもらったっぽい。

でも、おそらくあのおっさんは絶対またやる。目が血走っていたもん。

 

野次馬をしておきながら、自分も盗られていたら話にならないので確認すると、パスポートも財布もあった。

スリを目の当たりにした事で、スリへの警戒心が引き締まった。良い機会だったかもしれない。

 

緊迫の現場にいたら尿意が襲ってきた。ヨーロッパではトイレを使うのにお金がかかるのは有名な話だ。しょうがなく有料トイレに並ぶ。

1.5€のトイレ

かなり清潔だったし、どこから風が出てくるか分からないダイソンの乾燥機もあった。1.5ユーロ払って汚かったらキレていたので良かった。

 

新婚さんいらっしゃい編

イタリアについてから4日間経って、気づいたことがある。日本人観光客が想像以上に多い。

しかも男女ペア。これはおそらくあれだ、新婚旅行だ。

 

日本では、絶対に私が行かないようなジェラート屋にたまたま並んだ時も、前と後ろのどちらも日本人男女。

色とりどりジェラート

インスタ映えってやつだろうか?

もし、本当にたまたま行ったところが人気なところだったのなら、私の天性のセンスが怖い。

 

夕方になると、とある予約の時間になった。

予約の集合場所に向かうと、やはり日本人が多い。

 

主催者に謎の番号わけをさせられて、私、同行者、日本人新婚さんの4人組になった。

外人だったら気にならないが、日本人か……ぐぅ、気まずい。

そんな4人で乗るのはゴンドラ。簡単に言えば船である。

 

ゴンドラの操縦仕組みは簡単。黒と白のシマシマを着たおじさんが後ろに立ちながら、棒1本で操縦する。

棒一本で進む船

ゴンドラは、おじさんによってゆらーゆらーと進んでいく。

日本みたいにド派手色の救命胴衣をつけさせられる、なんて事はない。日本だったら炎上ものだが、騒ぐ連中はいないんだろうな。

 

沈んだらどうするんだろう……とも思うが、そこはシマシマおじさんによる「俺に任せとけ」スタイル。「ほんまごめん」は許されない。まじで。

 

細い川も低い橋の下も、ぐんぐん進んでいく。シマシマおじさんはなかなかの腕だ。絶対に転覆だけはしないでくれよ。ダチョウ倶楽部じゃないぞ。

船with新婚さん

新婚さんとも話をした。話を聞くと、やはり新婚旅行っぽい。

2人だけの思い出の空間に、私が割り込んでいると思うと少し申し訳ない……

 

40分ほど揺られて辺りが暗くなったところで、スタート地点に戻ってきた。これ以上揺られると、吐き気を催して環境を汚染していたところなので丁度良かった。

酔いやすい人は気をつけたほうがいいだろう。

次回 未成年飲酒編